第33回文京消化器内視鏡研究会に参加致しました
2016.06.24
昨日は、平素より大変お世話になっております国立がん研究センター中央病院の斎藤豊先生が
当番幹事をされる第33回文京消化器内視鏡研究会に参加して来ました。
東京慈恵会医科大学の炭山和毅先生、杏林大学医学部の阿部展次先生方のBeyond ESD 、
特にGIST(消化管間質腫瘍)の内視鏡治療技術の進歩は目覚ましいもので、感銘いたしました。
ただし、病変が大きくなればなるほど、治療時間の延長、治療技術の難易度が高くなる、
偶発症のリスクも高くなるため、いかに、GIST病変の早期発見、
早期診断(経過観察で良いのか、積極的に内視鏡治療を行うのかの、
治療方針決定のためのEUS-FNA 内視鏡的超音波ガイド下穿刺吸引を行う)を行うために、
早期期紹介をする重要性を再認識しました。
次の講演、聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院の松田浩二先生のJED project の
今後についてお話しを聞きました。
将来的には、国内のみならず、日本が世界の内視鏡に関わる色々なデータの集計-分析を行い
管理をしていく構想もあり、世界のリーダーシップになる日もさほど遠くはないと感じました。
微力ながらも、応援したいと思いました。
今日も素晴らしい会に参加出来たことに、感謝いたします。
講演された先生方、ありがとうございました。
斎藤先生、ご苦労様でした。
院長 中村 尚志