最前線コロノスコピー研究会に参加致しました
2016.04.09
昨日、渋谷にて、最前線コロノスコピー研究会に参加致しました。
特別講演は、静岡県立静岡がんセンター内視鏡科医長の堀田欣一先生による、コールドポリペクトミーについてお話頂き、大変勉強になりました。
大きさが、10mm未満の低異型度の腺腫と確実に内視鏡診断ができれば、偶発症がほとんどない安全なCold Polypectomy を行うことに、私も賛成しております。
当クリニックでも、大きさ5mm未満の低異型度腺腫と確実にNBI拡大内視鏡診断ができればcold forceps polypectomy (コールドフォルセプスポリペクトミー)を積極的に行っております。5-9mmの大きさになると極稀にfocal cancerが存在しますので、その取り扱いには、十分に注意をしてcold snare polypectomy (コールドスネアポリペクトミー)を導入しております。
堀田先生、ありがとうございました。
今後、さらなる検討をして頂き、コールドポリペクトミーが普及することを祈念しております。
院長 中村尚志