青森プロジェクト(8/25~8/27)
2018.08.30
今回、無事に3日間の青森プロジェクト(内視鏡介入型大腸がん検診モデルの構築と有効性評価に関する研究)での大腸内視鏡検査が終了しました。
一緒に担当しました国立がん研究センター消化管内視鏡科の山本陽一先生、お疲れ様でした。
また、内視鏡検査室を担当しました青森県立中央病院の看護師さんや受付の方も色々とお世話になり、本当にありがとうございました。
今回の3日間で、26件の全大腸内視鏡検査を行いましたが、
将来、大腸がんに進展します腺腫や大きさ10mm以上のSSA/Pを多数発見し、21件の方から見つかり、腫瘍発見率が約81パーセントでした。
また、今回のプロジェクトでは、大きさ6mm以上の腫瘍が後日、早めの内視鏡治療となりますが、その適応病変の発見率は、18件で約69パーセントでした。
受診者は、無症状な方が対象であることを考えると、大腸内視鏡検査の重要性を今後も皆様にお伝えして行きたいです。
今回の経験を日々の内視鏡診療に活かして参ります。
今後とも宜しくお願いいたします。
病院長の吉田茂昭先生、お世話になりありがとうございました。